カンテン・フレンチトースト

P1180212.jpg

棒寒天をフレンチトーストにしました。(笑)

棒寒天を4等分に折って、牛乳と卵をといたものに一晩寝かせて、翌日焼きます。
できたての時は、食パンのようにトロ〜としていたのですが、お皿に盛りつけて、写真を撮っているうちに固くなっちゃいました。寒天自体に味がないので牛乳と卵の味しかしません。もう二度と作らないかも…(笑)

フルーツ寒天や牛乳寒天の他にも、

  • 炊飯器でお米と一緒に寒天を入れて炊くとツヤが出て舌触りがなめらかに。
  • 味噌汁に少し入れるとトロミがつく。
  • ワカメ代わりとしてサラダに和える。

など料理にも幅広く使えるので、料理の腕があがったような気になります。
他にもこういう使い方があるよ〜!というものがあったら、ぜひ教えてください♫

厳寒の結晶

P1180211.jpg

和菓子作りに欠かせない“寒天”

粉末寒天など簡便性を重視した商品がありますが、私は「棒寒天」が好きで、使っています。

長野を第二の故郷としている友人Kさんから、棒寒天をいただいたのでこの機に紹介します。

そもそも棒寒天は長野諏訪地方の伝統乾物であり、12月〜1月の間、マイナス15℃にもなる厳寒が寒天作りの要です。

棒寒天の原材料は100%海藻で、天草オゴノリを煮溶かして、固めたものがところてんとなり、それを凍結・乾燥させたものです。

自然の力でじっくり凍結させ、「乾かす」と同時に「凍らせて」いるのが特徴で、なんだかかっこいい…!と思うのですが、水分をたっぷり含んだところてんを台に並べる作業は「水を持ち上げる」ようなもので、大変な重労働だそうです。

この30〜40年では冬の気温が上がったり、かなりの重労働ということもあり、年々生産量は少なくなっているそうです。。自然の力で作るという寒天がかっこいいという思いはもちろん、日本の伝統乾物を応援したい気持ちもあり、棒寒天を使っています。

続きは、棒寒天の使い方をいくつか紹介します♫